2023年 湘南・鎌倉の古民家研修施設 利用目的ランキング
今年も残すところわずか。コロナ禍も収束しつつあり、何年ぶりか「日常」が戻ってきた年でもありました。
鎌倉の古民家をリノベーションした企業研修施設「旧村上邸－鎌倉みらいラボ－」を運営する中で、気付きの多かった1年でした。コロナ禍は、リモートワークをする機会が増え、コミュニケーションの方法も大きく変化した期間でもあったと思います。オンラインでも仕事を進められる環境があったからこそ、改めて、直接会い、話すことの価値が見直されていると感じています。
そこで、今回は今年1年の企業研修の利用目的をランキング形式で紹介させていただきます。
3位. シンポジウム／セミナー
昨年までは、オンラインで実施することが多かった企業も、大人数が集うシンポジウムなどを能舞台でゲストの方を迎えて行う機会も増えました。オフラインだからこそ感じられるスピーカーの熱が伝わる様子は、運営をしている中でも、心が躍る時間になりました。また、そこでできる新しい関係性も、直接会うから出来るのではないかと、感じる時間になりました。
2位. チームビルディング／キャリア研修
オフサイトミーティング同様な要因であると考えられますが、チームビルディング／キャリア研修でも多くの企業にご利用いただきました。この3年ほどで、働き方が変化する中で「同期の横の繁がりをどのように形成していくのか」という課題を抱える企業も多く、後のキャリア形成を考える機会をつくるため、この場を活用いただいた例もありました。3ヶ月に1回の頻度で使っていただいている企業もあり、「同じ場で継続して実施することで効果が出ている」との声もありました。
1位. オフサイトミーティング
「メンバー同士が一同に会する機会をつくるために」と、オフサイトミーティング（社外での研修の場）を設けた企業が多くありました。特にコロナ禍で入社した社員は、社内メンバーと直接関わる機会がほとんどなくお互いのコミュニケーションを深める目的で、ご利用をいただくケースも見られました。
また、海外からゲストを呼び、「日本文化を感じる研修」を行うことを目的にされる企業が増えたことも、今年の大きな変化の一つでした。多国籍企業では、「鎌倉」という土地柄も研修の場としての意義を深めるのに役立っていたようです。運営者である私たちも、そのようなゲストの方々のために、プログラム講師の方々を紹介させていただいたり、過ごし方を提案したりする機会も増えました。
以上、この1年の「利用企業目的別ランキング」でした。「旧村上邸－鎌倉みらいラボ－」では来年も、より多くの利用者の方に、訪れていただけるようにサポートしていきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
年末ご多忙の折ではございますが、お身体にお気をつけて良き新年をお迎えください。
