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由緒あるお茶室で行う本格的なお茶事

肌寒くなり、秋の気配が感じ始めましたね。 日が落ちるのも随分と早くなりました。 そんな中、旧村上邸-鎌倉みらいラボ-の茶室「柏庵」にて、本格的なお茶事としてご利用をいただきました。
少し色づき始めた木々や木の実がなっている木もあり、この日本庭園にも秋の気配が感じられています。

 

待合でお茶席をお待ちいただいています。

 

 

少しずつ色づき始めました

 


お茶席は全部で3席。
お茶会のご案内状も手書きのお手紙や、この旧村上邸-鎌倉みらいラボ-のことを詳しく説明していただいており、今回のお茶会の為に丁寧に準備されていることが伝わってきます。

 

お茶会はお手紙からおもてなしが始まります

 

 

旧村上邸-鎌倉みらいラボ-の茶室は、広間・小間・水屋・控え室のある、本格的な一棟茶室です。
今回、小間(2畳+中板)で濃茶を、広間(4畳半)で薄茶をお食事は会議室をご利用いただきました。

茶道具の搬入から室内の飾り付け、炭の準備など、先生はもちろん、裏方さん達もとても慌ただしそうで、お茶事を開くって、とても大きな行事なのだなと感じました。

 

広間の炉を準備している様子

 

 

たくさんの裏方さんが、水屋と控え室、外を行ったり来たり

 

お客様はラウンジからお庭を通り、外の待合でお茶を飲みながらお待ちいただきます。
まずは柏庵の表札を掲げる小間にて、濃茶の席を。次に広間で薄茶の席へと移ります。
今回のお茶菓子は秋を感じさせてくれるデザインやモチーフ。

 

紅葉をあしらったお茶菓子

 

 

もみじの赤が綺麗なお茶碗

 

お茶碗も紅葉をあしらっており、
みなさん「秋ですね〜」と、ところどころに感じられる秋の気配に、喜んでいらっしゃいました。

お茶席の中では、掛け軸のこと、炉のこと、お花のこと、お香のこと、一つ一つ作法にしたがって、和やかにお話しをしながら進められていました。

 

会話が途絶えることのない、お茶室の様子

 

「とっても美味しいので、おかわりをください」
「そんな風に言っていただいて、とっても光栄です。」
そんな会話が交わされ、たくさん召し上がっていらっしゃる方も。

今まで、本格的なお茶会を目にするのは初めてのこと。
2間の茶室を同じ茶会の席で使うとは知らず、驚きでした。

お手紙はもちろん、道具を選んだり、お茶室の中を綺麗にしたり、掛け軸はこれで、お花はこれで、、、、準備段階から、当日のことを思いながら、一つ一つこだわっていらっしゃり、それをお客様もわかった上で、「この掛け軸はどういった意味ですか」「お茶碗はどちらのものですか」そんな会話がありました。

 

ご用意になっていた掛け軸

 

 

綺麗に整理整頓された水屋

 

 

茶道口の一つ一つがとても大切に扱われていることが見受けられます

 

お茶席一つ一つのおもてなしが、とても丁寧で、季節を大切にしながら、お茶という文化を楽しんできた日本人の心になんだか少し触れられた気がします。

旧村上邸-鎌倉みらいラボ-では、本格的なお茶事も開催できる、一棟茶室です。会議室やラウンジで、お食事を召し上がっていただくことも可能なので、ゆっくりとお茶会を楽しんでいただけます。
都内で開催するのとは異なり、古都鎌倉という歴史と文化の根付いた地域に足を運んでいただくことで、お茶会が始まる前から、その特別な時間が始まります。
いつもとは違う場所で、非日常空間をぜひご体験ください。

 

お茶を点てている様子

 

 

外から広間を望んで

 

旧村上邸-鎌倉みらいラボ-では、平日お得にご利用いただける料金プランをご用意しております。お茶会はもちろん、お茶のお稽古などの定期利用にもオススメです。
その他、「こんな用途で使用してもいいかしら?」といった疑問など、ご検討の際は、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

 

▶︎料金プランはこちら

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