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神奈川県の教員向けSDGsの講習会に旧村上邸をご利用いただきました!

神奈川県教員向けのSDGs研修プログラム「自ら学び行動につなげる先生のためのSDGs講習会」が開催されました。
三井住友信託銀行ESDプロジェクトで、ESD(持続可能な経済・社会システムの担い手を育てる)事業の一環。2012年から全国の小・中・高、地域学習・環境学習のサスティナビリティ(持続可能性)教育事業として、三井住友信託銀行とTREEのESD協働事業としてはじまりました。
今回は初めて教師向けプログラムを実施することとなり、SDGs未来都市かまくらの発信拠点としているこの旧村上邸での開催する運びとなりました。

  

SDGs17の目標を表したパネル

  

SDGsとは?

先ほどからSDGs、SDGs、と言っていますが、そもそもSDGsとは何かご存知でしょうか?

【Sustainable Development Goals(サスティナブルデベロップメントゴールズ)】の略称で、
●サスティナブル→持続可能な
●ディベロップメント→開発
●ゴール→目標つまり、「持続可能な開発目標」です。


世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会を作るために、世界各国が合意した17の目標と169のターゲットを設定し、2030年までに達成することを目的に各国で取り組もう!というものです。
貧困問題をはじめ、気候変動や生物多様性、エネルギーなど、持続可能な社会を作るために世界が一致して取り組むべきビジョンや課題が網羅されており、これを作るまでに、3年もの月日をかけているそうです。
全世界がこの目標に向かって取り組むこと、さらに神奈川県および鎌倉市は「SDGs推進みらい都市」に設定されているので、学校でも教えることとなり、まずは教員の方に理解を頂くために、このプログラムが開催されました。

  

ラウンジでお待ちいただいたり
会議室でお待ちいただいたりしていました。

  

能舞台にスクリーンを設置して、オリエンテーション

まず最初に能舞台を利用し、本日の趣旨を説明、その後アイスブレイクタイムが行われ、参加者隣同士で自己紹介などをしたのち、本題へと進んでいきます。

能舞台に椅子を並べて、講義のような形式で配置しました

  

「SDGsを授業に取り組むために」一生涯学んでいける、面白いな、楽しいな、もっと知りたいなと思ってもらえる教育にしていきたいという、教育に対する熱い思いをお話しされていらしたり、今回の主催者であるTREE代表の水野様より、「SDGsとは?」の説明から、動画を活用した対話型授業SDGsTV活用の実践方法などをお話しされていらっしゃいました。

  

  

場所を会議室へ移し、個人ワーク、グループワークを実践的に体験

8畳2間に個人席を、6畳2間は関係者の方々が利用していました。

  

まず行われた個人ワークでは、SDGsのジブンゴト化を促す導入学習として、SDGsが定めた17の目標の中から探求してみたいテーマを決め、そこから社会課題を選択し、それを解決していくアイデアと目標連鎖を考えていきます。
最初は小さなことかもしれない、けれどもその問題を解決していくことで、より大きな問題解決へと連鎖的につながっていく。そんなことに気づけるワークでした。

  

個人ワークの様子

  

グループ内でそれぞれの表を見せながら発表

  

グループワークでは、生徒たちが探求するテーマをグループ内で決め、SDGsアクションフレームワーク(経済貢献度と社会環境貢献度)を使って解決策を志向する学習。
問題解決をしたいテーマを決め、それがどのSDGsテーマに当てはまるかを考え、その問題を解決することで、経済への繋がり、環境への繋がり、社会的なインパクトへの繋がっていく。
こんな風に、SDGsのテーマから探求を進めていくことで、生徒の課題発見や探究心の育成に繋がるだけでなく、ここで見つけた関心のあるテーマは、将来の自分の進むべき進路や人生へとつながっていく、そんなとても有意義な授業になると思いました!
未来の担い手を育てる教育。先生って、やっぱりすごいですね!

  

グループワークの様子

  

模造紙に案を出しながら書き進めていきます

  

最後に各グループの表を見せながら発表

  

旧村上邸とSDGsの関連

「SDGs未来都市かまくら」の中で、旧村上邸は「社会」「環境」「経済」の三側面を循環させるSDGsのショーケースとなることを目指しています。
社会とか経済とか、なんだか難しいことのようで、とても自分には関係のないことのように感じてしまいますが、自分にもできることはたくさんあります。

例えば、昨今話題となっている、プラスチックゴミ問題。
以前私が住んでいた街は、プラスチックゴミもほとんど燃えるゴミで出して良い環境で、プラスチックゴミに対して、あまり意識していませんでした。
ですが、この鎌倉に越してきて、市としてのゴミの分別の徹底や、それぞれのお店がプラスチックゴミへの意識が高く、袋の提供の有無を伺うだけでなく、「環境のためにエコバッグを使ってくださいね」とまで言っていただけます。
住む場所、環境によって、こんなにも違うものかと、改めて実感しています。

日本の中でも意識の違いがあるように、世界中でも、その意識の差があります。
日本はまだまだ、意識が低い国です。
食品ロスは世界トップクラス。たくさん輸入してたくさん輸出しています。 まずは一人一人が買いすぎない、食べ残さない、必要な分だけ買って食べることを意識していくことが、とても大切なことだと思います。
その小さな積み重ねが、やがて大きな変化へと繋がっていきます。 SDGsは一人一人の意識を変えることこそが、大切なのではないでしょうか。
身近なことからSDGsを取り組み、発信していけるように、 旧村上邸でも、今後様々なSDGsの取り組みを行って、未来へ繋がるまちづくりに貢献して行きたいと思います!