秋のお茶会シーズンに向けて柏庵修繕中です
お茶をやられているみなさん、緊急事態宣言が解除になり、今まで中止していたお稽古も少しずつ再開している方も多いのではないでしょうか?
旧村上邸の茶室「柏庵」も、感染防止の対策をしながら少しずつ運営を始めていこうと思っていましたが、そんな矢先に茶室の屋根の修繕が必要になり、夏の茶室の貸し出しが出来なくなってしまいました、、
今回、屋根の修繕をおこなっていただくのは、瑞泉寺の境内に事務所を構えている「松本社寺建設」の宮大工さんたちです。
鎌倉 瑞泉寺の改修など社寺建築をはじめ、重要文化財・茶室などを40年以上にわたって手がけてきた棟梁 松本髙広さんを中心に、
本物の宮大工になろうと日々精進する若者たち、そして職人を支える女性スタッフが、日々、全国の社寺、茶室のほか歴史的建築や一般住宅の新築、修繕、移築、耐震工事をおこなっています。
■松本社寺建設ホームページ
http://www.shajimatsu.com/about/
職人さんいわく、柏庵の屋根の瓦がずれていて、そこからハクビシンが入ってしまったようで、茶室の屋根裏が荒らされてしまっている状態でした。
今後は、夏いっぱいは修繕していただき、秋のお茶会シーズンに間に合うように準備していきます。
せっかく、みなさまに寄付いただいた茶道具も揃い、これから本格的に貸し出せる状況だったのですが、ご不便をおかけしてすみません。
せっかくなんで、お茶室の再生も撮影させていただこうかな。
修繕初日は、足場を作成し、屋根の状態の確認をしていただきました。
当日は、能のお稽古の利用があり、庭にいると足場を作っている木槌の音と、能の謡が聞こえてきて、凄く心地よいです。
当日の様子は下記からぜひ御覧ください!