鎌倉の能舞台から受け継がれる日本文化の魅力
武蔵野大学文学部教授、三浦裕子先生のもとで、日本文学・文化を学ぶゼミナールの学生たちによる発表会が能舞台で行われました。同ゼミでは鎌倉市内での校外学習と旧村上邸―鎌倉みらいラボーでの発表という2日間のプログラムを実施。鎌倉の自然豊かな景色と豊かな歴史に触れ、その成果をまとめる場として活用いただきました。
コロナ禍の中で、ゼミ合宿を実施することが難しい状況が続いたなかで、再開を検討されている先生方・学生さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。これから、ゼミ合宿を旧村上邸-鎌倉みらいラボ-で開催されることを考えている方に向けてこの場で行う魅力についてお伝えさせていただきます。
※旧村上邸-鎌倉みらいラボ- は宿泊はできません。宿泊先のご案内は可能です。お気軽にご相談ください。
鎌倉の歴史と文化
“歴史豊かな古都鎌倉” 幕府を開いた源頼朝は、幕府の組織を整えるとともに都市づくりを開始しました。都市づくりがほぼ完成した1230年ころになると、幕府は全盛期を迎え、鎌倉は政治、軍事、外交、文化などあらゆる面で日本の中心地となりました。
文化の面に目を向けると、多くの文学作品や歴史書にその名前が登場します。特に、「吾妻鏡」や「平家物語」をモチーフにした能楽の演目としても受け継がれています。「日本の歴史と文化が交差する場所」として、文学と芸術の愛好者にとって魅力的なまちでもあります。
実際に、歴史や物語の舞台に足を運ぶことで、学内だけでは感じることができないことに触れることができ、新たな学びの機会にもなるのではないでしょうか。
日本文化を今に伝える建築
旧村上邸-鎌倉みらいラボ-は、広大な敷地に、雰囲気ある竹垣や門構え、日本庭園など、鎌倉の典型的な和風文化を残した「お屋敷」としての存在感があります。 さらに、能舞台の他、離れには茶室があり、古き良き日本の生活様式や文化に触れることもできます。
能楽やその他の伝統的な芸術形式は、新しい世代によっても大切にされ、受け継がれています。この継承のサイクルは、日本文化の豊かさを保つ重要な要素になります。旧村上邸がこの現在に遺されているからこそ、つながる文化もあります。
このブログを読んでいる皆さんにこの場をご利用いただくことが、日本文化を後世につなぐ力にもなります。
▽旧村上邸 -鎌倉みらいラボ- はこんな施設です。
・明治末期に建てられた歴史を感じられる和風木造住宅
・フリー Wi-Fi・プロジェクター+スクリーン+ホワイトボード等完備
・多目的ホール(能舞台)・茶室併設など日本文化に触れることができる空間
・湘南エリアの食を体験できるケータリング・出張料理サービス「EATLO」もご利用可能
・多様な研修プログラムを実施できる講師陣の紹介可能
・周辺は落ち着いた環境で、鎌倉駅から観光名所へも徒歩圏内
・同時に50名まで収容可能。部署をまたぐ研修や新入社員研修等、大人数が集まる企業研修時にも
・一日プラン・半日プラン を用意さまざまな用途でご利用可能