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鎌倉ならではのSDGs体験型ワーケーションとは

6月8日は「世界海洋デー」です。地球上の7割の面積を覆う海の環境や、そこに暮らす生物を守るために2008年に国連で定められ、2009年からスタートしました。SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」でも、海の環境と海洋資源の確保を世界で取り組む共通課題として挙げています。

この日は、世界中で海の豊かさを守るために海洋汚染問題などを考える1日という事で、地球環境「DURABILITE」をテーマにした社員研修が株式会社プチバトー様により開催されました。

プチバトー様では、毎年「世界海洋デー」の6月8日には、工場で働く人も含む世界中の従業員に、水汚染に関する教育の場を設けていたり、ワークショップやボランティアを通じて世界中の子供に教育の機会を創出していて、環境問題へのアプローチも盛んにおこなっています。

ブランドのミッションである「子どもたちと自然をつなぐ」を実践していくためにまずは社員のみなさんが環境活動をし、身をもって学び、体験していく一日にしたいという事でご相談をいただきました。

山や海、両方ある鎌倉では環境問題を真剣に考え、取り組まれている方々が多くいる土地。
また、企業に向けて「環境」というテーマで研修やアクティビティを提供できるような方も多くいらっしゃいます。

旧村上邸ー鎌倉みらいラボーでは、企業と鎌倉にいるヒトをつなぎ、この場所でしか体験できないような企業研修の一貫のアクティビティもご紹介できます。

今回のブログでは、実際に6月8日におこなわれたプチバトー様の研修を例にして、旧村上邸で体験できるアクティビティをご紹介させていただければと思います。

朝一に、由比ヶ浜海岸に集合しビーチクリーンを実施

世界海洋デーということで、鎌倉の代表的な海岸「由比ヶ浜海岸」にみなさんで集合し、ビーチクリーンを実施。

鎌倉では、環境問題に関心のある方が多くいらっしゃるので、普段からビーチクリーンが盛んにおこなわれています。
ただ、それでもマイクロプラスチックと呼ばれる直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックごみが海岸にはたくさん落ちています。

ぱっと見はゴミの少ない綺麗な海岸でも、よくよく目をこらして見てみると沢山拾うことができます。
チームに分かれて制限時間を決めて、プラスチックごみを拾う競争をチーム内でおこなったりするとチームビルディングにも繋がり、地域の環境保全の貢献もできてビーチクリーンは鎌倉の企業研修をおこなう上でもおすすめのコンテンツです。

例:株式会社オオスミ様の新入社員研修でのビーチクリーン

由比ヶ浜海岸から旧村上邸へ向かい、ランチタイム

朝一でみなさんでビーチクリーンを実施し身体を動かしたあとは、旧村上邸へ。
まずは、能舞台へ全員集合しガイダンスを。今回の研修の趣旨や目的をみなさんで確認します。

続いてランチタイム。
今回ご紹介したのは、 Café&Meal MUJI 鎌倉さんの「地球にやさしいおべんとう」

Café&Meal MUJI 鎌倉 「地球にやさしいお弁当」

このお弁当に使用されている豚肉には、鎌倉の海岸に流れついた海藻を収穫・乾燥し飼料にした鎌倉海藻ポークを使用しております。
鎌倉海藻ポークは、水産・福祉・畜産の連携のもと、6次産業化認定も取得しております。
今回の地球環境を考える1日にぴったりのお弁当で容器に関してもリユースすることでゴミの出ない様に配慮されています。

このお弁当の他にも、鎌倉や湘南エリアには魅力的なお弁当を提供されている地元の方々やローカルシェフがたくさんいます。

旧村上邸では、お弁当やケータリングに関してもご相談に乗ることができますので、研修やオフサイトミーティングのランチタイムでは地元の食に関してもお楽しみいただけます。

例えば、湘南エリアのローカルシェフにお願いし、地元の食材を使った料理で地域の食やシェフとの交流を体験できる 「食」を通した地域の魅力発見サービス
「EATLO」もご提供できます。


「食」で地域を体験しよう。「EATLOCAL(EATLO)」
https://eatlo.good-neighbors.link/

ラウンジを開放して縁側でお食事もできますよ!
会議室ではテーブル席でお庭を見ながらお食事できます

旧村上邸で体験できるアクティビティとは

冒頭でもご紹介した通り、鎌倉には企業様向けに研修の一環で体験できるアクティビティを提供できる講師の方がたくさんいらっしゃいます。

今回、ご紹介させていただいたのは「2030SDGsカードゲーム」と「ゴングメディテーション」の2種類のアクティビティです。

◆2030SDGsカードゲーム

講師をつとめたのは、2030SDGs認定ファシリテーターの池田 郁恵さん。

2030SDGsカードゲームとは、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームで、
ゲームを楽しみながら、自然とSDGsの本質について体感しながら理解でき、すでに世界中で5万人がプレイしています。

この日は、全部で40名のご利用。
ラウンジスペースと会議室の2部屋に分かれて実施しました。

2人1組になり、パートナーは普段顔を合わせる機会の少ない他部署同士の組み合わせでゲームをおこない、チームビルディングも兼ねての実施。協力しあいながらゲームを進めていきます。

最初は、カードゲームのルール説明と、SDGsについて概要を知ってからスタートします。
今では耳にする機会の増えてきた「SDGs」というワードですが、改めてSDGsの目的やできた経緯などを学んでいきます。

各自、2人1組に分かれてゲームスタート。
それぞれ自分の与えられている課題をクリアするためにゲームを進めていきます。

課題をクリアしていきながら経済・環境・社会の3側面のメーターを増やしていきます
自分たちだけでは無く、チーム同士協力し合わないと理想のゴールは達成できません
最終的にこのような結果になります

◆ゴングメディテーション

後半のアクティビティは、能舞台でのゴングメディテーション。
講師は、株式会社Mana&Co.の小川麻奈さん。


講師の株式会社Mana&Co.の小川麻奈さん

ゴングメディテーションとは、 Gong(ゴング) という楽器を使った瞑想のことで、Gongの音に心身を委ねるだけで、深い瞑想状態に導く瞑想のスタイルです。普段、仕事に追われてゆっくり内省して考える時間を持てない方たちにおすすめのアクティビティで、今回は1時間の体験プログラムを実施しました。

ゴングメディテーションに使用する
Gong(ゴング)

こちらも20名ずつ2グループに分かれての実施。
一日の最後に落ち着いて瞑想をしながらゆっくり振り返る時間を持ち、この日の1日は終了。

Gong(ゴング)の音に身を委ねていきます

普段とは違う環境の非日常空間を使用するだけでは無く、この旧村上邸だからこそ体験できる様々なアクティビティがございます。
そういったアクティビティの体験を通じて、みなさまと鎌倉をつなぐきっかけになれたらと考えております。

ぜひご相談ください!  

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