旧村上邸SDGsに関する活動
旧村上邸ー鎌倉みらいラボーは、「SDGs未来都市かまくら」において、市のSDGs先行モデル事業としてオープンしてから様々な方々とSDGsに関する活動をおこなってきました。
今回は、今までおこなってきた活動をまとめてご紹介したいと思います!
2030SDGsカードゲーム体験会の実施
2030SDGs認定ファシリテーターの池田 郁恵さんをお呼びして開催されたイベント。
2030SDGsカードゲームとは、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームで、
ゲームを楽しみながら、自然とSDGsの本質について体感しながら理解でき、すでに世界中で5万人がプレイしています。
2019年11月27日、12月12日と計2回開催されたイベントでは、計20名が参加しました。
企業に勤めている方だけではなく、教師をされている方、ご家族で参加された方など幅広い年代の方々が参加され、次世代へ残していきたい建物の一つ、
「旧村上邸」で開催することで、持続可能な社会について学ぶきっかけになったイベントでした。
この活動は、以下のSDGsゴール達成に貢献しています
自ら学び行動につなげる先生のためのSDGs 講習会
2019年8月20日 に、旧村上邸―鎌倉みらいラボーを会場に、神奈川県の県立高校の教員(22名)を対象としたSDGs研修を開催しました。
SDGs.TVを運営している株式会社TREE(鎌倉市)と三井住友信託銀行が協働している、次世代を担う子どもたちに向けたESD(持続可能な開発の為の教育)プロジェクトの一環で、
SDGsをどのように授業に活かしたら良いか、SDGsに関するレクチャーを受けつつ、新たな発想や意見交換に繋がり、先生方にとっても貴重な学びの時間となりました。
この活動は、以下のSDGsゴール達成に貢献しています
親子景観セミナー
2019年11月30日に開催。
将来の鎌倉のまちづくり、景観づくりの担い手となる子供たちとその保護者を対象に、数多くある鎌倉の魅力を知っていただくため、同市の都市景観課が毎年主催しているイベントです。
2019年度は、8組16名の親子が参加。
旧村上邸―鎌倉みらいラボーを舞台に、施設の活用事例を子供たちにレクチャーしながら、同時にSDGsの大枠も学び、旧華頂宮邸に移動。
この建物を次世代へ残していくために、今後どのように活用できるかをSDGsを交えてワークショップを開催。親子でSDGsを考えるきっかけとなったイベントでした。
この活動は、以下のSDGsゴール達成に貢献しています
和の文化の継承
旧村上邸の元所有者である故村上梅子さんの思いを引き継ぎ、能舞台や茶室がある空間を活かした活用を実施。和の文化を次世代へ残していくために、お茶や能のお稽古、和装撮影、薩摩琵琶の演奏会、鎌倉の歴史を学ぶ事ができるセミナー等、様々な利用を実施。
市民が和の文化に触れあえるきっかけの一つとなっています。
この活動は、以下のSDGsゴール達成に貢献しています
歴史的建造物の保存活用
2016年に鎌倉市に寄贈された景観重要建築物である旧村上邸を、財政負担を減らして保存活用しようと、建物を所有する市が歴史的建造物で初めて、運営する民間事業者に貸す形式を導入しました。
企業の研修所・市民のコミュニティ施設として、「SDGs未来都市かまくら」の中で、旧村上邸―鎌倉みらいラボーの事業運営を通じて、「社会」「環境」「経済」の三側面を循環させるSDGsのショーケースとなることを目指し、旧村上邸から持続的なまちづくりの仕組みを波及させていくための取り組みを行うことを目的としています。
この活動は、以下のSDGsゴール達成に貢献しています